ご入居者からよくお聞きする言葉があります。それは「終の棲家」です。私にとって大変重たい言葉です。終の棲家としてアンペレーナ百道を選んでくださったご入居者の皆さまのご期待にどう応えていくか、自問自答の日々です。

 あるご入居者のお誕生日のこと。社員たちと一緒にバースデーソングを唄わせていただきました。伴奏のギターは下手くそ、ハーモニーが不協和音に･･･(笑)。決して自慢できる内容ではなかったのですが、そのご入居者は涙を浮かべられ「こんなに嬉しい誕生日は初めて」と仰っていただきました。これまで歩んでこられた人生に思いを巡らせられたのだと思います。

 人生は年輪の積み重ね。その一本としてアンペレーナ百道があります。「常に真心をもって、人間の尊厳を重んじる企業でありつづける」という経営理念を胸に刻み、ご入居者の人生の年輪に寄り添う真心を込めたサービスで、ご期待に応えていこうと思います。